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よくあるQ&A

狭心症と不整脈の薬を飲んでいるが、肝臓に悪い影響があるのではないか心配

肝臓で代謝されるお薬がありますので、服用が可能であるか、その都度血液検査の結果に基づき、主治医が判断しています。

   
ウルソ、強ミノを続けることに意味があるのか?

“長期続けることで肝がんの抑制にもつながる”との報告があります。

   
薬の併用禁忌について

患者さまごとに薬の併用禁忌は異なります。その都度、医師・薬剤師へ相談して下さい。


   
漢方を色々試したい。人参の漢方を飲んでいる。

漢方薬にも薬の飲み合わせがありますので、その都度、医師・薬剤師へ相談して下さい。

 
非アルコール性肝臓病を心配しているが、体重と食生活に気を付ければいいのか?

肝臓は栄養の分解や合成、アンモニアなどの毒素を分解する仕事をしています。
体重が増える時は食事の過剰摂取が考えられます。食事のかたよりも体重増加や非アルコール性肝臓病発症につながるので、適正なエネルギーや食事のバランスに気を付け、体重と食生活に気を付けることが大切です。


   
鉄分を摂ってもいいですか?

鉄分に関してはC型肝炎を指摘されている場合や、血液検査でフェリチンの高値を指摘されている場合等は鉄を多く含む食品は控えましょう。

   
肝臓が脂肪肝寸前と言われた。レバーを食べる事があるが鉄分は増やしてはいけないのか?

レバー自体が直接脂肪肝になるのではなく、レバーの過剰摂取がコレステロールの増加につながります。毎日の摂取や過剰な摂取を控えましょう。
鉄分に関してはC型肝炎を指摘されている場合や、血液検査でフェリチンの高値を指摘されている場合等は鉄を多く含む食品は控えましょう。

   
鉄分の摂取が心配。大豆・納豆・ゴマをよく食べる。野菜ジュース(スムージー)を飲んでも良いか?

大豆やゴマは鉄分も多く含んでいます。スムージーについても、小松菜やホウレン草など鉄の多い野菜を使用する場合は、血液検査のフェリチンの値が高値でないかを確認したり、医師に鉄制限が必要かどうかを確認しましょう。制限が必要な場合は控えるようにしましょう。

   
食事内容の注意点について

肝臓病には代償期・非代償期など肝臓の状態で食事内容の注意点が変わりますので、受診して栄養指導を受けるようにしましょう。


   
肝炎で2剤治療中。食事量、水分量はどのくらいが良いのか?

食事量や水分量については、現在の肝臓の状態で判断していきます。受診されておられる方は主治医に栄養指導を依頼し、適正な指示量を仰ぐようにしましょう。


   
タンニン(お茶)は非ヘム鉄も阻害するか?

非ヘム鉄はヘム鉄の10~30%という吸収率に比べ、1~5%と低くなっています。タンニンと同時に摂取することで鉄は水に溶けにくい吸収の悪い形に変わりますが、全く吸収が0になることはありません。

   
栄養ドリンク(滋養強壮剤)は肝臓に負担をかけるのか?

栄養ドリンクは吸収の良い糖分を使用しています。必要以上に栄養を過剰に与えることになり肝臓にも負担がかかることがあるので常用は避けるようにしましょう。またウコンについては肝臓に良いとされていますが鉄の含有率が高く、C型肝炎がある方にはお勧めできません。またC型肝炎以外の方でも健康を維持することは大切ですが、極端な摂取はしないようにしましょう。