大阪医薬科科大学病院 医療総合研修センター

室長挨拶


室長 芦田 明

 臨床研修期間は、医師として基本的な診療態度を身につけるとともに、自分の将来の進むべき道を決定する非常に重要な2年間です。研修が開始されると、机上の勉強ばかりでなく、いわゆる臨床の現場で、自らの知識、技能をフルに活用して、一人一人の患者さんと対峙していくことになり、自らの言動に伴う責任が一気に重くなる時期です。この時期をいかに有効な研修とし、医師としての基本的技能、知識を習得するかが、自らの医師人生における将来の飛躍に繋がるといえます。この点において、当施設は経験豊富な指導医や年齢の近い多くの先輩、豊富な症例に恵まれており、卒後臨床研修を行うのに最適な施設、プログラムであるといえると思います。
 当施設は、独自の研修教育体制を構築しており、厳しさの中にも優しさがあり、かつ研修医のニーズに合うようなプログラムを実践することによって、先輩研修医からも高い評価をうけています。基本的知識を習得するための「サタデーセミナー」やプライマリケアの実地経験を積める「ER当直制度」、研修医の精神面をサポートするための「研修医のチームリーダー制」や先輩が相談に乗る「メンター制度」など多彩なプログラムを組み、先生方の医師としての成長を応援しています。また、医療プロフェッショナル支援室では将来の進度についての指導や助言、相談にのっています。
 大阪医科薬科大学で医師としての最初の一歩を踏み出し、様々な可能性を秘める個々の充実した将来が開けることを願っています。

臨床研修室
室長 芦田 明

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