大阪医薬科科大学病院 医療総合研修センター

臨床研修室長挨拶


室長 森脇 真一

 臨床研修期間は、医師としての基本的な診療態度を身につけると共に、自分の進むべき道を決定する極めて重要な2年間です。生活も、主に机上の勉学から、自分自身が責任を持って多くの患者さんと接していくという形に大きく変わります。この医師としての離陸期間をトラブル無く充実して過ごすということが、将来の大きな飛躍に繋がります。この点において、当施設は経験豊富な指導医や年齢の近い多くの先輩、豊富な症例に恵まれており、卒後臨床研修を行うのに最適で、一般のプログラムでは 12年連続でフルマッチです。
 当施設は、独自の研修教育体制を構築しており、できるだけ研修医の希望やニーズに合うようにプログラムを組むことによって、先輩研修医から高い評価を受けています。また、基本的知識を習得できる「サタデーセミナー」や実地でのプライマリケア経験を積める「ER当直制度」などがあり、医師として早く独り立ちできるように応援しています。さらに、生活や価値感が大きく変わるこの時期の研修医の精神面をサポートするため、研修医をチームに分けてリーダーを中心にコミュニケーションを取る「チームリーダー制度」や先輩が相談相手となってくれる「メンター制度」も取り入れています。医療プロフェッショナル支援室では将来の進路についての指導や助言を行っています。
 大阪医科薬科大学で医師としての最初の一歩を踏みだし、様々な可能性を持つ個々の将来が充実したものになることを願っています。

臨床研修室
室長 森脇 真一

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