2024年度　臨床研修プログラム

本院の臨床研修プログラムは、基本となる大阪医科薬科大学病院卒後臨床研修プログラムのほかに、小児科重点コース、産婦人科重点コースの3つのプログラムがあります。

（臨床研修歯科医の研修プログラムはこちら）

卒後臨床研修プログラム（一般）

各自のニーズに対応できる柔軟なコース

１年目研修ローテーション
内科、救急、麻酔科、総合診療科、１年目選択研修科をローテートする。
（マッチング後に次のコースから１年目のローテーションを選択する。）

①内科研修は、次のⓐⓑⓒⓓコースのうち、３コース(8週間×3)の研修を受ける。
　ⓐ循環器内科
　ⓑ消化器内科
　ⓒ糖尿病代謝･内分泌内科、血液内科、呼吸器内科･呼吸器腫瘍内科（１つを選択）
　ⓓ脳神経内科、リウマチ膠原病内科、腎臓内科、三島南病院(内科)（１つを選択）
②救急研修は、救急医療部において８週間の研修を受ける。
③麻酔科研修は、救急研修として救急的手技を４週間、麻酔科研修を４週間の計８週間の研修を受ける。
④総合診療科では主に一般外来研修、社会復帰支援、緩和ケア、アドバンス・ケア・プランニング等、4週間の研修を受ける。
⑤１年目選択研修は、必修科（外科、小児科、産婦人科、精神科）または、内科、麻酔科、救急以外の診療科から１つ選択し４週間の研修を受ける。

２年目研修ローテーション

1)２年間で必修科（外科、小児科、産婦人科、精神科）をそれぞれ４週以上研修しなければならない。
　※外科は、全身麻酔管理を伴う手術が一般的に行われ、周術期管理を行う診療科として次の7科から選択できる。
　　◇一般･消化器･小児外科、乳腺･内分泌外科
　　◇心臓血管外科･小児心臓血管外科、呼吸器外科
　　◇脳神経外科･脳血管内治療科
　　◇整形外科
　　◇耳鼻咽喉科･頭頸部外科
　　◇腎泌尿器外科
　　◇形成外科
2)４週以上の地域医療研修をしなければならない。
3)２年目選択研修は、３年目以降の専門研修を見据えて研修先を決めることが望ましい。
4)研修ローテーションは、１年目研修期間の１２月中旬に選択する。

卒後臨床研修プログラム 小児科重点コース

将来、小児科医になることを希望するコース

１年目研修ローテーション
内科、救急、麻酔科、総合診療科、１年目選択研修科をローテートする。
（※１年目の研修は一般プログラムと同様であるが、１年目選択研修は小児科研修を推奨）

２年目研修ローテーション
残りの必修科＋地域医療＋選択研修＋小児科 をローテートする。
（※選択研修は、原則小児科にて研修する）

卒後臨床研修プログラム 産婦人科重点コース

将来、産婦人科医になることを希望するコース

１年目研修ローテーション
内科、救急、麻酔科、総合診療科、１年目選択研修科をローテートする。
（※１年目の研修は一般プログラムと同様であるが、１年目選択研修は産婦人科研修を推奨）

２年目研修ローテーション
残りの必修科＋地域医療＋選択研修＋産婦人科をローテートする。
（※選択研修は、原則産婦人科にて研修する）

オリエンテーション・臨床研修医規程

研修開始直後（4月の第1週）に臨床研修医としての必要事項（研修医制度、院内諸規定、オーダリングの利用方法など）や、医療を行うために必要な基本事項（保険診療、カルテ記載、末梢静脈路確保等実習、院内の安全及び感染対策など）を学びます。