助産師外来とは、「助産師が妊婦健診を行う外来のこと」です。通常の妊婦健診に加えて、助産師と一緒にお産の時に是非やってみたいと思っている事(バースプラン)を計画したり、育児や出産後の事などもお母さんと一緒に考えていきます。 助産師外来では、助産師が30分ほどの時間をかけてゆっくりとお話させて頂きます。妊娠や出産に関するさまざまな不安のご相談に応じています。
対象:妊娠36週以降の経膣分娩予定の妊婦。
日時:毎週月・金曜日の午前中
妊娠月数 | 妊娠週数 | 担当 | 健診内容 | 保健指導 |
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10ヶ月 | 36~39週 | 助産師 (必要時医師と連携) |
妊婦健診 超音波検査 |
分娩徴候と連絡・ 来院方法の確認 |
「アドバンス助産師」とは、日本助産評価機構による助産能力習熟段階(クリニカルラダー/CLoCMiP)レベルⅢを認定された助産師です。
アドバンス助産師は、自律して助産ケアを提供できる助産師として妊産褥婦の皆さん、赤ちゃんやそのご家族をはじめとする社会の人々に、専門職として助産ケアの質の向上に貢献します。
大阪医科薬科大学病院には、アドバンス助産師が在籍しています。
私たちは、すべての妊産褥婦の皆さん、赤ちゃんやそのご家族にとって「安全なお産」 「安心して育児に臨めるような支援」を目標に活動しております。
お母さんと赤ちゃんが安心して妊娠・出産・育児を行っていただけるよう各種教室を開催しています。
お気軽にご参加下さい。教室での交流を通してママ友達もできます。
※各種教室において「安全な教室運営」のため上のお子様の参加はご遠慮くださいますようご協力をお願いいたします。
教室 |
ハローベビー おっぱいクラス |
分娩クラス |
帝王切開クラス |
パパママクラス |
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開催日 |
第3木曜 13:30 ~15:30 |
第2、4木曜 10:00 ~12:00 |
第2、4木曜 14:00 ~16:00 |
第1、3土曜 10:00 ~12:00 13:30 ~15:30 |
対象 |
妊娠20週以降の妊婦 | 妊娠28週頃の妊婦と夫 | 妊娠28週頃の妊婦と夫 (予定のない方でも可能) |
妊娠30週以降の妊婦と夫 |
内容 |
妊娠中の生活 食生活 母乳のしくみ 赤ちゃんの抱き方 おっぱいの吸わせ方 |
呼吸法 入院準備 病棟案内 |
帝王切開の流れ 手術後の経過など |
妊婦体操 赤ちゃんのお風呂 育児練習 |
場所 |
本院 6号館3階(産科病棟前) |
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参加料 |
無料(予約制) |
妊娠16週以降で医師の許可がある方であれば、どなたでもご参加いただけます。
マタニティヨーガの効果
・お産に役立つリラックス法、呼吸法が身につきます
・気分がリフレッシュします
講 師
マタニティヨーガ養成ベーシックコースを
修了した助産師
開催日 |
第1、第3、第5木曜日 10:00~12:00 14:00~16:00 |
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場所 |
本院 6号館3階(産科病棟前) |
参加料 |
・無料 |
※現在、開催しておりません。再開時はホームページでお知らせします。
参加していただける方
本院でご出産された生後1カ月~1歳の赤ちゃんとお母さん 5組まで
※予防接種後48時間、発熱、下痢など体調が悪い時は参加できません
費 用
1回1000円
開催日
第2・4水曜日の10:00~12:00、13:30~15:30
場 所
当日直接、6号館 3階 産科病棟前におこしください
必要物品
バスタオル1枚、オムツやミルク等の育児用品、おもちゃ
赤ちゃんにお家で使っているオイル・クリーム等(ある方のみ)
お申し込み方法
電話連絡でご予約をお取りできます。平日14時~16時 63病棟にお電話下さい
講 師
わらべうたベビーマッサージの研修を終了し資格を得た助産師
内 容
・わらべうたを使った遊び
・わらべうたベビーマッサージ(セサミオイルを使用します)
・お母さん同士のコミュニケーション
※現在、開催しておりません。再開時はホームページでお知らせします。
平成29年1月より、高槻市産後ケア訪問に当院助産師が同行訪問しています。
対象は高槻市に住民票のあるお母さんと赤ちゃんで新生児訪問を行っている地域の助産師と共に、
分娩に立ち会った助産師が自宅訪問に伺っています。 お母さんたちから退院後の育児に関する悩みや不安をお聞きし、ご自宅でご相談をお受けしています。
毎週木曜日10時~15時 1人1時間 5人まで要予約
担当:リエゾン精神看護専門看護師
周産期ケア外来は、何らかの理由で流死産を経験、あるいは産後にお子様をなくされたお母様やご家族の心理的なケアをさせていただく外来です。お子様を亡くすという非常に辛い想いに共に向き合い、その辛さを緩和していけるように支援させていただきます。
当院では、自然分娩を第一に考えております。その上で緊急対応できる設備が整っています。 MFICU(母体・胎児集中治療室)という妊婦さんのための集中治療室も産科病棟内にあります。また、産科病棟のそばに新生児集中治療室が併設されており、新生児科の医師も24時間常駐していますので安心してご出産して頂くことができます。
当院では、夫またはパートナーのみ立ち会い分娩が可能です。ご希望の方は事前にお申し出ください。
出産の状況など、場合によっては立ち会っていただけないこともありますのでご了承下さい。
早期母子接触は、出産直後お母さんが赤ちゃんを抱っこし、直接肌と肌を合わせる方法です。できるだけ早期に肌と肌を接触させることで、赤ちゃんが精神的に落ち着き、母子の絆が深まると言われています。当院では、ご希望に応じてこの早期母子接触(カンガルーケア)を行っています。
当院では、出産後はお母さんの体調に合わせて赤ちゃんと同じお部屋で過ごして頂く「母児同室」を行っています。母児同室中におっぱいの飲ませ方やおむつ交換などを一緒に行いながら育児について分かりやすく説明させて頂きます。赤ちゃんと一緒に過ごすことで、赤ちゃんの1日の生活が分かるので退院してからの育児がスムーズに行えます。
※体調のすぐれない時などは、一時的に看護師が赤ちゃんをお預りしますので遠慮なくスタッフにお申し出下さい。
経腟分娩をされた場合・・・お産後5日間
帝王切開をされた場合・・・帝王切開後6日間
※入院期間は、お母さんや赤ちゃんの経過により前後することがあります。
63万円~
(夜間のお産や諸条件により費用は多少異なります)
13時00分~20時00分
※面会は防犯上および感染対策上の観点より制限しております。基本的にはあらかじめ定めた1名のみとなります。面会時間は13時~17時の時間内の15分程度です。お見舞いは禁止しております。
お産に立ち会った助産師が、ご出産の記念に出産時の写真・産声、赤ちゃんの足形を取り、プレゼントさせて頂いています。
また、当院ロゴ入り今治タオルやお菓子もプレゼント!
おっぱいや育児のことで困ったこと、悩んでいること、分からないことがあれば産科外来で行っている個別相談室(名称:ベビーママルーム)をご利用ください。助産師がご相談をお受けしています。
要予約(毎日) 費用もかかります。
当院でご出産された方皆様に退院後1週間を目安に新生児科医師と助産師が赤ちゃんとお母さんの体調の確認を行います。
完全予約制です。
お問合せ先 大阪医科薬科大学病院 産科外来
TEL:072-683-1221(代表)
※ご予約は、産科外来受診の際に助産師にお伝えください。
NICUでは早産で小さく生まれた赤ちゃんや心疾患や消化器系などに何らかの疾患を持って生まれた赤ちゃんが入院しています。当院NICUは9床を有しており、地域周産期母子医療センターとして地域の中核病院の役割を担っています。また、新生児診療相互援助システムの基幹病院として大阪府内・府外からの新生児搬送を受け入れています。平成27年からは救急車による搬送システムも導入しており、平日の9時~17時までは近隣の施設までお迎えに行っております。
GCUでは急性期を脱した赤ちゃんや退院前の赤ちゃんが入院しています。当院GCUは6床を有しており、慢性的な治療だけではなく、育児練習や退院指導を中心に行っております。
赤ちゃんは生まれてすぐにご家族と離れて過ごすため、家族の絆を大切にアットホームな環境をめざしてケアをしています。言葉で意思を伝えることができない赤ちゃんたちですが、ひとりひとりの赤ちゃんを尊重したケアを行っております。状態が安定して退院が近いお子さんとご両親は必要に応じて小児科病棟で同室入院を通して安心して退院できるように支援しています。
当院には臨床心理士やリエゾン精神看護専門看護師がおり、看護師とともにご家族の精神的サポートを行っております。
面会時間は13時~20時です。お父さん、お母さんは毎日、赤ちゃんに面会できます。おじいちゃん、おばあちゃんは週に1回、13時~17時までの面会が可能です。しかし、仕事の都合や遠方のご家族もいるため、この時間以外の面会についても随時ご相談のうえ対応しています。
面会時は抱っこ、おむつ交換、直接授乳、哺乳瓶での授乳、沐浴など赤ちゃんに必要な育児を看護師とともに練習していきます。
現在の日本において、超高齢化が加速し出生数は減少している中、低出生体重児(極・超低出生体重児を含む)の出生率は増加傾向にあります。また、日本の周産期医療は世界でトップレベルであり、周産期死亡率も最も低くなり、早産や心疾患、染色体異常で出生した子どもたちが自宅へ退院できる時代になってきました。しかし、医療的ケアが必要な子どもたちも多く、当院NICU・GCUでも子どものケアを主に行う両親や祖父母を対象に在宅支援を行っています。医療的ケアの指導は胃チューブ挿入・注入栄養・気管カニューレの交換など疾患によって様々ですが、計画を立てて家族が安心に確実に手技が獲得できるようにしています。また、退院前には小児科病棟で同室入院や外泊をしてもらい、在宅でのイメージをつけてもらっています。
地域連携においては保健師・訪問看護師・訪問診療医師など家族を含めた多職種カンファレンスなどを行って連携を図っています。また、NICU・GCUに保健師が来院し、入院中から介入してもらい情報共有を行い、家族と地域との橋渡しもしています。
出産後、早産や何らかの病気で赤ちゃんがNICU・GCUに入院が必要とされたご家族には産科外来や産科病棟と連携を図りNICUの見学を実施しています。赤ちゃんが入院する環境を見ることで少しでもご家族に安心してもらえればと考えております。また、様々な質問にもお答えさせて頂いておりますので、遠慮なくお声がけください。
また、妊娠中から赤ちゃんの受け持ち看護師を決定し産前訪問を通してご家族と関わらさせて頂いております。
当院で早産児を出産し、不安で眠れぬ数ヶ月を過ごした先輩ママさんたちが、NICU・GCU
に赤ちゃんが入院しているママさんたちを支援するために立ち上げてくれたサークルです。
赤ちゃんの成長のこと、育児のことをお話ししてみたい方は気軽に看護師に申し出てください。また、看護師からもお声がけさせていただいております。
『ぴあタイム』はとても早い時期に、またはとても小さい赤ちゃんを授かった
ママの集いの場所です。『ぴあ』とは仲間という意味です。
小さな赤ちゃんを育てた先輩ママと赤ちゃんのこと、子どものこと、
仲間同士で一緒にお話しませんか?
開催日時:原則は、第2、第4月曜日(祝日休み)
会 場:3階 産科病棟前 第6会議室
時 間:10時から12時
対 象:小さくお誕生された(36週未満2,000g以下)
NICU入院中の赤ちゃんのご両親です。
参 加:無料です。