上部消化管内視鏡検査

上部消化管内視鏡検査は、逆流性食道炎・食道静脈瘤・胃炎・胃十二指腸潰瘍・粘膜下腫瘍・癌など多くの疾患を取り扱います。内視鏡検査において重要なことは、正確な診断ですが、当院では白色光による基本的な診断法のみならず、特殊光観察による高度な診断技術としてOlympus社製のNarrow-Band-Imaging（NBI）とFUJIFILM社製のBlue Laser Imaging（BLI）並びにLinked Color Imaging（LCI）を導入しています。これら最新のシステムを両方導入している施設は少なく、早期癌の診断や炎症性変化との鑑別など、様々な機器を用いてより専門的に診断が可能です。また生検した場合は内視鏡診断と病理診断の対比をグループカンファレンスで行っています。

早期胃がんに対する精密検査
色素観察により病変の範囲を診断

早期胃がんに対する特殊光観察特殊光（NBIやBLI）により、腫瘍血管の微細構造を診断

上部機能性消化管疾患やヘリコバクターピロリ検査など

上部消化管機能性疾患である胃食道逆流症（GERD）や機能性デイスペプシア（FD）の診断に加えて、ヘリコバクターピロリの迅速検査や除菌治療を行なっています。

上部消化管内視鏡の検査を希望される方へ