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検査
早期がんに対する治療
センターでは、大学病院の役割として他院からの紹介症例が多いのも特徴で、早期粘膜内癌に対する内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を黎明期の2002年から導入しており累積症例数は1,000例を超え、現在では年間症例 食道50例以上、胃100例程度,大腸80例程度を施行しています。
[ 早期癌に対する治療 内視鏡画像 ]
早期粘膜内癌に対する
内視鏡観察(通常光)
早期粘膜内癌に対する
内視鏡観察(特殊光)
[ 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の方法 ]
(1)病変の切除範囲に電気焼灼で印をつけます。
(2)病変周囲に粘膜挙上用の薬剤を注入し切開を行ないます。
(3)病変の周囲を専用処置具で切開します。
(4)出血がなく安全に、病変の全周切開が完了してます。
(5)引き続き、血管処理を行ないながら、病変部の剥離を行ないます。
(6)病変切除後、潰瘍底(きずあと)を確認し止血予防の処置を行ないます。