
緩和ケアセンター
緩和ケアセンタースタッフ
2025年より新たにメンバーが加わりました。
2025年4月より、緩和ケアチーム専従医師として赴任いたしました、化学療法センターの池上貴子です。
私は2017年に大阪医科薬科大学消化器内科に入局し、消化器内科医として、早期から進行期に至るまで、幅広く消化器悪性腫瘍の診療に携わってまいりました。日々の診療を通して、病そのものだけでなく、患者さんが抱える痛みなどの身体症状や不安、生活への影響など、さまざまな苦痛や苦悩と向き合ってきました。
その中で、身体だけでなく心にも寄り添う医療の重要性を強く感じ、緩和医療を専門的に学ぶため、国立がん研究センター中央病院へ国内留学し、知識と経験を深めてまいりました。今後は、そこで習得した知識と経験を活かし、緩和医療の質の向上に貢献したいと考えております。
緩和ケアセンターとしては、患者さんとご家族が少しでも穏やかに、自分らしく過ごせる時間を大切にできるよう、チーム一丸となって支援してまいります。診断前後からの関わりを重視し、医師・看護師をはじめとする多職種のスタッフと連携しながら、身体的な症状だけでなく、精神的・社会的・スピリチュアルな側面にも配慮した全人的なケアを提供してまいります。
安心してご相談いただける存在でありたいと願っております。どうぞよろしくお願いいたします。
(池上 貴子)
私は大阪医科大学を卒業し、2018年に母校の消化器内科へ入局しました。
市中病院を含め消化器内科医として7年間勤務をし、がんの診断や治療に多く関わる中で、病気とともに歩まれる方々の時間を、より良く支えられるようになりたいと思うようになりました。
緩和ケアについて専門的に学びたいという想いがあり、現在化学療法センター・緩和ケアチームに加わらせていただき、日々診療を行っております。苦痛の軽減に努めながら、患者さんやご家族が大切にしていることに寄り添い「その人らしい」時間を過ごすお手伝いが出来るような関わりを目指しています。
まだまだ学ぶことばかりではありますが、チームの一員として力になれるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。
(松尾 奈々子)
緩和ケアを担うメンバー
- それぞれの専門職が連携して、つらさを和らげるサポートを行います。
- 必要に応じて、適宜関係のあるスタッフと連携します。
センター長 | センター長からのごあいさつ |
二瓶 圭二 |
副センター長 |
緩和ケアチームでは、他の精神科医や公認心理師とともに精神面全般を担当しております。 がんや心臓疾患など難しい疾患を抱えた患者さんは、病気の経過の様々な場面において、身体的苦痛以外に不安感や恐怖感、気持ちの落ち込みなどの精神的苦痛を経験することが少なくありません。 このような心理的なつらさに加え、不眠や抑うつ症状、せん妄などの精神症状に対して、主治医や看護師、関係する専門職の方々と連携を図りながら、症状緩和に努めております。 |
木下 真也 |
副センター長 緩和医療専門医 身体症状担当常勤医師 |
がんに伴う様々な症状や困りごとを緩和できるよう、医師の視点を中心に緩和ケアチーム内外のメンバーと協動して取り組んでまいります。北摂地域のみならず、症状緩和を必要とする皆様のお手伝いをいたします。 |
浅石 健 |
医師 | 池上 貴子 |
医師 | 松尾 奈々子 |
歯科医師 | 藤原 久美子 |
看護師(がん化学療法看護認定看護師) | 菊尾 雅子 |
看護師(がん看護専門看護師) | 田上 恵子 |
看護師 | 甲斐 美奈子 |
薬剤師 | 高橋 智恵子 |
医療ソーシャルワーカー | 田所 洋志 |
公認心理師(臨床心理士) | 若林 暁子 |
過去のお知らせ
4月1日より新たにメンバーが加わりました。
ごあいさつ
2021年4月より緩和ケアセンター副センター長を拝命いたしました精神神経科の木下真也です。私は2008年8月に精神科領域兼任として緩和ケアチームに参加させていただいたことをきっかけに、緩和ケアに携わるようになりました。これまで多くの患者さんと接してきましたが、身体的苦痛と同じくらい精神的苦痛を感じている患者さんが多いことがわかりました。毎年、PEACEを中心に研修会や勉強会を開催してきましたが、10年前に比べて院内における精神的苦痛への理解が浸透してきている印象があり、チーム活動を継続してきた成果の一つだと思っております。これからも、緩和ケアチームでの臨床面の活動以外に、緩和ケアセンター副センター長として研修会や勉強会などに積極的に協力し、精神的苦痛への理解がさらに浸透していくよう努めていきたいと思います。
私は緩和ケアチーム以外に、認知症ケアチームとリエゾンチームの一員でもあり、一般病棟における精神面全般に関わっております。精神症状は様々な要因が重なり合うことが多いため、治療場面において役割をうまく線引きできず困ることがあるかと思います。このような場面におけるコーディネートを担っていきたいと思いますので、お困りのことがありましたらご相談下さい。
話はそれましたが、少しでも多くの方のお力になれるよう頑張っていきますので、今後とも宜しくお願いいたします。
(木下 真也)
本年4月より緩和ケアセンターの一員となりました看護師の有田と申します。私はこれまで多くのがん患者さんご家族と出会ってきました。患者さんとご家族は、がんの診断からがん治療を受けていくプロセスの中で、治療効果への期待や不安、がん治療に伴う副作用によるつらい症状などを体験し一喜一憂しながら生活されています。少しでもそのつらさを軽減し、患者さんの持っている力を引き出しながら生活上の困りごとなど先を見据えた緩和ケアが提供できるように最善を尽くしたいと思っています。
そして、病と共に生きる患者さんやご家族に対して、ひとりの人として向き合う姿勢を大切に医療チームと協力・連携を図り支えていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
(有田 由美)
4月1日より新たにメンバーが加わりました。
緩和ケアセンター長に二瓶 圭二先生を迎え、新たな体制でスタートしました。
9月1日より化学療法センターの浅石 健先生が新たにメンバーに加わりました。
(ごあいさつ)
本年9月より緩和ケアセンターの一員として入職することになりました浅石です。私は2008年に大阪医科薬科大学を卒業後、母校の消化器内科に入局しました。消化器分野に加え、抗がん剤治療の分野も中心に約10年の間臨床に携わっております。
この10年の間、当院で多くの患者さんと接してきましたが、その中でがんに伴う非常に強い痛みを感じる方や、精神的なつらさを感じておられる方にも多く接してきました。緩和ケアチームの一員として、がんに限らず身体的・精神的なつらさを有する方に少しでも寄り添い、また力になれるようお手伝いができればと思っています。
話は変わりますが…医師になってしばらくの間は運動から遠ざかっていましたが、体を動かすのも大事だと感じるようになり、体力づくりにも取り組むようになりました。最近は山登りに挑戦しています。200〜300m程度の低山がほとんどですが、それでも上から見る景色は眺めが良く、登るたびに達成感が感じられます。登山される方なら分かると思いますが、すれ違う時には登山者同士が挨拶を交わすことが多いため、体だけではなく心も爽やかになることができます。結果的に体型にも効果が表れることとなり、一挙両得とはこのことだと思うこの頃です。
話がそれましたが、一人でも多くの方の助けになれるよう、精一杯頑張りたいと思いますので、今後とも宜しくお願いいたします。
