2024年1月8日 更新

がん登録情報（個人情報）の利用目的

1. 院内がん登録への利用
2. 全国がん登録への利用
3. 予後調査の実施
4. 都道府県がん登録協議会がん登録部会QI研究への利用

がん登録

2016年にがん登録等の推進に関する法律が施行され、がんで初診された場合、必要な項目を国に全国がん登録として提出することが必須となりました。
また、当院はがん診療連携拠点病院に指定されており、指定要件に院内がん登録の実施に係る指針に即して院内がん登録の項目でがん登録を実施することが義務付けられています。（2016年より開始）
登録データは、診断年ごとに年１回、国への提出（全国がん登録・院内がん登録）を行っています。精度の高い情報を登録することで、がん診療の精度向上に寄与できるよう目指し活動しています。

院内がん登録データを使った統計情報

1. 登録件数
2. 患者割合（男女割合・年齢階級別患者割合・年齢階級別平均年齢）
3. 症例区分別患者割合
4. 発見経緯別患者割合
5. 地域別患者数（主要5部位）
6. ステージ別患者数と割合（主要5部位）
7. 臓器別5年生存率（主要5部位）
   − 2012-2014年
8. その他
   − がん登録年報（作成中）

期間：2019〜2022年診断症例

2022年では、乳がんの患者さんが最も多く受診されており、次いで肺がん、大腸がんの順に受診されています。
がんの種類によっては多いもの、少ないものもありますが、当院では幅広いがん治療を行っております。

男性と女性の割合は大きく変わりませんが、65歳以上の患者さんが多く受診されております。男性では、65〜74歳で２割、 女性では65〜74歳および75〜84歳でそれぞれ３割が受診されています。

当院は、他の病院やクリニックからの紹介による受診が多く、グラフ（赤色と緑色）で見ると、７割が当院で治療を行っています。

当院は、三島医療圏（高槻市、茨木市、摂津市、島本町）からの受診が６割を超えており、他府県からも多く受診されています。

＜治療前ステージ＞

【備考】
※ 院内がん登録では、国際対がん連合（International Union Against Cancer：UICC）第８版での悪性腫瘍の病期分類を使用しております。
※ がんの組織によっては、UICC　TNM分類が対象とならないものがあります。それらは集計より除いています。
※ ステージ不明の数は除いております。
※ 病期分類の適用にはないものは 「**」で表示しております。
※ 10件未満は「−」で表示しております。

臓器別5年生存率（主要5部位）

• がん登録年報（作成中）
• 認定特定非営利活動法人 日本がん登録協議会 ニュースレターNo.53に「実務で Go ! -がん登録実務者 リモート情報交換会 開催報告 」が掲載されました。