倫理綱領
大阪医科薬科大学病院は、本学の建学の精神に則り、病院の理念である「社会のニーズに応える安全で質の高い医療を皆様に提供するとともに、良識ある人間性豊かな医療人を育成します」を実践するために基本となる倫理綱領(行動規準)を下記のとおり定める。
病院の姿勢
1.私達は、
- 科学的根拠に基づく、高度で質の高い医療を提供します。
- 医療従事者として相応しい品性の涵養に務めます。
- 医師を中心とするチーム医療を重視し、お互いのコミュニケーションを図り、良質な医療を提供します。
- 適正な病院経営を行い、最善の医療技術と設備を提供します。
医療の質の向上
2.私達は、
- 常に学習に勤しみ、最新の医学知識と医療技術の修得に努めます。
- 医療を向上するために、診療の基礎となる研究の向上を図ります。
安全な医療
3.私達は、医療事故の予防に努め、安全な医療を提供します。
患者さんの権利とプライバシーの保護
4.私達は、
- 患者さんの自由意志に基づく同意を得るために、診療内容を患者さんに理解できるように易しく十分に説明します。
- 患者さんの基本的人権を尊重すると共に診療上知り得た患者情報の秘密を守ります。
- 患者さんの権利としてセカンドオピニオンを尊重します。
医療記録の適正管理・情報開示
5.私達は、適正に診療録を記載保存し、患者さんの情報開示請求に応じます。
社会との関係
6.私達は、
- 医療の公共性を重視し、本院と関係する医療機関等と連携を図りながら、地域全体の疾病予防対策に寄与します。
- 国際的な医療支援並びに相互交流に努めます。