先天性心疾患について

循環器内科

先天性心疾患は1%の頻度で発生し、95%が成人に達します。現在、わが国の成人先天性心疾患患者数は50万人以上と推定され、年々4-5%ずつ増加しています。先天性心疾患は、小児循環器医が診療していますが、成人になると循環器内科医に移行するのが理想とされます。しかし、成人先天性心疾患に精通する循環器内科医が非常に少ないのが現状です。 

当院では、小児循環器医と循環器内科医が、共同で成人先天性心疾患専門外来を行っており、必要に応じて、産科医、看護師なども参加し、チーム医療を推進しています。数少ない(大阪で6施設)専門医修練施設の認定を受けています。

当院では、先天性心疾患の手術を年間100例近く行っており、その方々の未来に対しても万全の体制です。小児科からの移行、他院からの紹介、通院が途切れた方、など、どうぞ気楽に受診してください。お問い合わせは、循環器内科外来まで。

受診について

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