新生児科

患者さんへ

当科の仕事は、妊娠中に何らかの問題が生じ、突然救急車に乗せられ、まさかの早産で出生された赤ちゃんや、産院で無事に生まれてきたのに、具合が悪くて救急搬送されてきた赤ちゃんなど、「こんなはずじゃなかった」赤ちゃんたちを、一時的に預かり、元気にお返しすることです。そんな事態に遭遇すれば、おそらくご両親は不安いっぱいで、ぼうぜんと立ち尽くすのみでしょう。でも、ご安心ください。本院の周産期医療は今年で開設40年です!。最近では、在胎28週以下、体重1000g以下というような小さな小さな赤ちゃんでも、90%以上は無事にお家に帰れるばかりでなく、90%近くは予定日で出生された人たちと変わらぬ生活をされています。全国でもトップレベルの診療実績です。どうか安心してお任せください。

手厚いアフターケアも当科の大きな特徴です。外来では、療育園等で十分な経験を積み、乳児の発達に精通した医師が、責任を持って、さまざまな困難を乗り越えた赤ちゃんたちをしっかりフォローいたします。呼吸器感染などで一時的に調子が悪くなった場合も、24時間対応で診療可能であり、入院も随時受け入れております。フォロー中に、発育障害、発達の遅れ、てんかん、脳性麻痺、あるいは眼科的疾患など、いろいろな問題が生じることがあり、小児科や他科の専門医師と密接に連携を取りながら対処しています。また、地域の保健センター、保健所、在宅医療の専門医院、療育施設など、外部機関との連携にも、積極的に取り組んでいます。

当科の特色

ほぼすべての新生児疾患が対象となります
  1. 早産児、低出生体重児
    在胎24週、体重400gが一つの目安です
  2. 呼吸障害
    呼吸窮迫症候群、胎便吸引症候群、新生児一過性多呼吸、原発性遷延性肺高血圧症など。
    ECMO(体外式膜型人工肺)治療も可能です
  3. 仮死出生に続発する低酸素性虚血性脳症(HIE)
    脳低温療法も可能です
  4. 無呼吸発作
  5. 哺乳障害
    先天奇形、染色体異常、先天感染などに伴う場合も含みます
  6. 重症黄疸
  7. けいれん
    ビデオ脳波も可能です
  8. 腹部膨満、嘔吐
    小腸閉鎖、腸回転異常などの、小児外科疾患も対応可能です
  9. 形成外科的疾患
    特に、兎唇口蓋裂は哺乳障害を伴う場合が多いので、適切な対応が必要です
  10. 髄膜瘤、水頭症など小児脳外科疾患
  11. 先天性心疾患

主な対象疾患

  • 早産児特有の呼吸障害です。1987年以降は、新たな治療法(人工肺サ−ファクタント)のおかげで、ほぼ全員助かります
  • 生まれたばかりの赤ちゃんのうんちを胎便と言います。普通は、分娩前に便が出ることはないのですが、お腹の中でしんどかったり、予定日をかなり過ぎたりすると、赤ちゃんは便を出すことがあります。無菌なので汚いものではないのですが、気管から肺に入ると、ネバネバした便なので、詰まったりして、人工呼吸管理が必要になることもよくあります。
  • 羊水の中で、水浸しだった肺は、出生時に大声で泣くことで、一気に水がなくなって呼吸できるようになります。この過程がうまく行かなかった時に、肺の水が十分引かず、呼吸が苦しくなることがあります。

臨床指標

  1. 新生児科

    項目 実績 単位
    超低出生体重児入院数 10
    極低出生体重児入院数 17
    新生児外科症例数 17
    新生児搬送受入数 28
    人工呼吸管理症例数 66

    新生児科

    項目 実績 単位
    超低出生体重児入院数 10
    極低出生体重児入院数 17
    新生児外科症例数 17
    新生児搬送受入数 28
    人工呼吸管理症例数 66

    新生児科

    項目 実績 単位
    超低出生体重児入院数 10
    極低出生体重児入院数 17
    新生児外科症例数 17
    新生児搬送受入数 28
    人工呼吸管理症例数 66

関連ページ・サイト

施設認定

  • 地域周産期母子医療センター
  • 新生児専門医基幹施設

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