集中治療部(ICU)

患者さんへ

集中治療部は、1977年12月、中央手術部集中治療室として主に術後患者の集中治療施設として設置されました。
その後、術後患者だけでなく、外科系、内科系を問わず院内唯一の集中治療施設として入室患者は増加し、2012年10月に中央診療部門の一つとして集中治療部となりました。
さらに2016年4月の新手術棟の完成により病床数が従来の8床から16床に倍増するとともに多くの病床を個室にすることにより、重症集中治療と療養環境の両立を確立することができました。

集中治療部は、24時間体制で重症患者さんの集学的治療に当たっています。日常診療では集中治療専従医を中心に各科医師、コメディックスによるチーム医療を推進しています。
患者の高齢化、高度医療の推進による重症患者の増加に対応するため、効率的な ICU の利用と安全性の両立及び療養環境の改善をめざして運営しています。

部門の特色

術後患者に限らず院内の重症患者を対象に、診療各科の協力のもと、専従医を中心に集中治療を行っています。
 
  1. 侵襲度の高い手術の術後管理
  2. 重症感染症をはじめとしたSIRS患者の集学的治療
  3. 心不全患者の循環管理
  4. 呼吸不全患者の人工呼吸管理
  5. 重症患者における血液浄化
  6. その他、多臓器不全患者の集学的治療

施設認定

日本集中治療医学会集中治療専門医研修施設