お知らせ
アルツハイマー型認知症薬「レカネマブ」の投与を開始します
病院からのご案内
新しく承認された抗体医薬品であるレカネマブ(レケンビ®)は、アルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症の進行を有意に抑制する画期的な薬剤です。現代の高齢化社会では、認知症患者は65歳以上の5.4人に1人(約675万人)に上るとされており、その対策が急務です。この薬剤の適応はガイドラインによって定められており、アミロイドPETによる事前検査も要件の一つです。この検査は侵襲性が比較的少なく、本学のPETセンターで実施されます。
大阪医科薬科大学病院では脳神経内科を中心として、精神神経科や放射線科など多くの専門職が協力してこの薬剤投与を安全に行ってまいります。詳しくは、脳神経内科の「アルツハイマー病新薬レカネマブ(レケンビ®)治療のお知らせ」をご参照ください。