11月は、子宮頸がん予防啓発月間です
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救命救急センターでは救急医療部が中心となり総合診療科や各専門科と協働して救急医療の飛躍を目指します
三島医療圏の救急医療の「最後の砦」として、あらゆる救急医療に対応する救命救急センターが新しく設置されました。新本館A棟1階の大部分が初療フロアで、三次救急対応のCT室に直結した蘇生・手術室2室、さらに二次救急初療エリアがあります。3階の救命救急専用ICUへは直通エレベーターで連結され、初療からシームレスな診療を行います。
救命救急センターの開設に伴い、三次救急に関しては、救急医療部を中心に搬送用ホットラインでコールされる循環器内科や脳神経外科などの専門各科が高度で専門性の高い診療に注力できるように、一次・二次救急(特に夜間・休日体制)に関しては、総合診療科を中心に各科の臨床研修選任指導医と初期研修医が加わったチームを組んで臨んでいます。二次と三次の境界については救急隊の連絡時には難しいこともありますが、搬送後の状況から判断し、救急医療部とし協働して柔軟に対応しています。一次・二次救急の現場は年齢・性別を問わず様々な状況への対応が求められますが、上記のチームで対処できなければ各専門診療科の協力を仰ぎ、迅速かつ適切な診療が行われています。また、救急診療に携わる各診療科や多職種の代表者で構成される救急診療連携協議会が定期的に開催され、運営に関しては救急医療部と総合診療科のみならず、全病院的にサポートされる体制が構築されています。救命救急センター開設後、総合診療科の入院件数および各種の業務量が著しく増大しておりますが、救急診療に携わる責任の大きさと共に、急性期診療の一端を担うやりがいも感じており、各診療科や多職種の協力の下、地域医療に貢献していきたいと考えております。
当院では三次救急の搬送依頼は医師、二次救急の依頼は看護師が担当しており、救急医療部の医師はもちろんのこと、各診療科と連携を取りながら「断らない救急医療」を目指しています。緊急度・重症度の高い救急救命においては患者さんやご家族の不安もかなり大きいと考えられますので、患者さんやご家族の目線に立ってその思いに寄り添いながら迅速で適切な看護が提供できるよう、スタッフ一同日々努力しています。