医療機関の方へ

消化器内科（食道・胃・腸）では、食道、胃、大腸の消化器癌を早期に発見し、患者さんへの負担が少ない治療を行うべく、内視鏡を使った新しい診断法や治療法を積極的に取り入れております。

ヘリコバクター・ピロリ菌による慢性胃炎や胃・十二指腸潰瘍に対する除菌療法、胃食道逆流症や機能性胃腸疾患などに対する24時間食道・胃内pHモニタリング、食道内圧・インピーダンス測定などによる多角的な診断、あるいは近年急増している難病の潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患についても新たに発症された方から難治の方まで幅広い患者さんに対し、病状に応じて最新かつ適正な治療を提供させて頂きます。

常に患者さん本位の治療を心がけ、密にディスカッションをしながらご要望に沿った診療を心がけておりますので、ご相談いただければと思います。

特筆すべきは、当科で開発した難治性逆流性食道炎に対する内視鏡治療である内視鏡的逆流防止粘膜切除術が2022年4月より保険適用となりました。内科的治療で症状が改善しない逆流性食道炎患者さんがおられましたらご遠慮なくご紹介ください。