MIZUKI46号特集記事
2021.05.31

小児医療体制が充実しました

【特集】あらゆる小児分野の手術をOne stopで

脳神経外科・脳血管内治療科に小児脳手術のスペシャリストの亀田医師の着任により、新生大阪医科薬科大学病院の小児領域の外科治療がパワーアップしました!

MIZUKI46号

脳神経外科・脳血管内治療科

患児、そして親御さんと共に

これまで、通常の成人脳神経外科症例に加え、小児神経外科学会認定医として、小児関係各科の先生方とチームを組んで、脊髄髄膜瘤や脊髄脂肪腫などに代表される二分脊椎、水頭症、頭蓋骨縫合 早期癒合症、脳腫瘍に対する手術を担当して参りました。Dimple、脳室拡大、頭囲の問題、特徴的な頭蓋形態、頭の形の歪みといった所見がありましたら、毎週金曜日の小生外来にご紹介ください。
小児脳神経外科では、本来、新生児期から成人期を迎えるまでの患者さんが治療対象となります。ただ最近では、小児期に脳神経外科で治療を受けたことのある成人患者さんも増えており、小児から成人への移行期医療の重要性も増しております。大学病院の強みを生かして、移行期症例についても対応いたします。
本来、こどもは自ら発達していこうとする過程にあるわけで、外科ですが、手術がすべてではなく、親御さんと一緒に患児の経過を見守ることも重要と考えております。ブランコに乗ったこどものそばで、親がこどもの背中を押して助走をつけてあげるように、患児に対して、その後の発達への助走をつけるお手伝いができれば幸いです。

●診察 : 毎週金曜日

小児外科

不運な子どもたちを不幸にしないためにできること

小児外科は新生児期から思春期頃までに手術治療を要する疾患のうち循環器および脳神経系を除くほぼ全ての領域が対象です。このため出生前診断される先天性の疾患から鼠径ヘルニアや臍ヘルニアといった common diseaseまで、治療する疾患は非常に多岐にわたります。また漏斗胸、異所性乳腺などの疾患も手掛けています。
外科というとすぐに切るイメージがあるかもしれませんが、相手はこどもであり、本人にとって待機的、保存的な治療がベストであればその選択を行い、充分に時間をかけていくこともあります。更に治療にあたっては将来的なQOLまでを考慮して極力創部が目立たない方法も積極的に採用しています。
● 診    察 : 毎週水曜日
● 主な対象疾患 : 消化器疾患(消化管閉鎖、腸回転異常症、虫垂炎、 メッケル憩室炎、腸重積、肛門周囲膿瘍,胆道拡張症)、 耳前瘻孔、正中頸嚢胞、異所性乳腺、漏斗胸、 乳児痔瘻、包茎、停留精巣、ヘルニア、陰嚢水腫など

小児心臓血管外科

"Count on us! We are on your side!"

 平成18年に小児心臓血管外科が大阪医科大学病院に開設され、以後あらゆる先天性心疾患へ高いクオリティの手術を提供し てきました。その守備範囲は広く、胎児診断に続く新生児期手術から成人期での再手術に至るまでをカバーしています。
手術ばかりでなく劇症型心筋炎や重症呼吸不全への緊急ECMO(膜型人工肺)治療にも対応しています。数多くの経験と知識に基づいた綿密な治療プランと親身なフォローアップで、患者 さんの一生に寄り添っております。また小児循環器医に直結する24時間対応の「赤ちゃんの心臓ホットライン」は北大阪地区の産科と小児科の先生方にご好評を頂戴しております。
新たに生まれ変わった大阪医科薬科大学病院のスタートに当たり、チーム一同気持ちを新たに意気込んでおります。「子供の心臓の主治医」としてのご用命をお待ちしております。


〈受診について〉

かかりつけ医にご相談ください。かかりつけ医から本院医療連携室にご予約をお願いします。

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