気道チーム
アレルギーセンター
気道チーム
気道(airway)は呼吸を通して様々なアレルゲンにさらされます。このため、上気道ではアレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎、下気道では気管支喘息やアレルギー性気管支肺アスペルギルス症といったアレルギー性疾患が生じます。
本院では上気道のアレル が、下気道のアレルギー疾患は呼吸器内科がそれぞれ担当しています。しかし、上気道の疾患と下気道の疾患は互いに影響を及ぼしあうため、双方に対して同時に治療を行う必要があります。
2019年より呼吸器内科と耳鼻咽喉科は"oneairway one disease"の考えに基づき、合同カンファレンスを開催し連携をとりながら気道に生じるアレルギー疾患の治療を行ってまいりました。この度アレルギーセンターの「気道チーム」が立ち上がり、呼吸器内科と耳鼻咽喉科のメンバーが参加することとなりました。より密な連携をとり、気道アレルギーの診療レベルを高め、三島医療圏のアレルギー診療に貢献したいと考えております。
また治療だけでなく、地域にお住いの方々を対象とした公開講座や、吸入指導を通したアレルギー疾患についての知識の普及や、アレルギー疾患対策基本法が求める「患者さんを中心とした医療連携ネットワークサークル」構築にあたり、近隣の医療機関や診療所、薬局等との連携において中心的な役割を果たせるよう邁進していく所存です。